「SDGs」
よくわからないまま一人歩きしてしまっていそうな、この言葉。
「人新世の資本論」を著した斎藤幸平さんは、「SDGsは現代版大衆のアヘンである」とまで言っています。
持続的な開発目標は果たして本当に達成できるんだろうか。
あまり見通しは明るくなさそうなニュースも目にします。
企業がSDGsを目標として掲げ、「サステナブル〇〇」とまで名付けて作った部署はきっと数多いことでしょう。
「何かうまくいかないんだよな。」
きっと事情はそれぞれ。
でもおそらく共通していることは、手段が目的化してしまっていることではないでしょうか。
「何のためのSDGsなのか。本当にいま私たちがすべきことは何なのか。」
今こそとことん問うことはできないものでしょうか。
行き着くのは、やはり「人」。
リーダーシップの本質が、SDGsの根っこにも必要だと思います。
コーチ養成機関CTIジャパンを運営するウエイクアップ社が面白いプログラムを作っています。
コーチングの学びの仲間でもあり、ウエイクアップ社からのお声がけによって、昨年もお手伝いさせていただいた「SDGs実践会・ラーニングジャーニー」。
今年も群馬県みなかみを舞台に、現地訪問のラーニングジャーニーをお手伝いさせていただくことになりました。
みなかみは「SDGs未来都市」に選定されています。
みなかみが町をあげて林業の六次産業化を目指している「自伐型林業」。
「関東全域を支える水源の生態を守ろう!」と、SDGsが叫ばれるずっと前から活動している「森林塾青水」と「流域コモンズ」の考え方。
人と自然が同時に再生することを願って、企業人に身体性を持ち込み、地域再生としての可能性を模索しながら、コモンズリトリートを開催している私たちTomaru。
北海道やアフリカの素晴らしい活動も重なって、きっと受け取ってもらえるものがたくさんあると思います。
ご質問があれば、お気軽にメッセージください。
ご参加お待ちしております。