先日7月9日(火)に「R6年度・雪国リトリートガイド研修」の第1回目が開催されました。
新潟県および(一社)雪国観光圏からの委託を受け、今年でこのプロジェクトに関わるのは3年目となるTomaruにとって、今年は集大成とも言える重要な年です。今年の研修には総勢27名が参加してくださり、継続学習の参加者を含めると30名を超える大規模なものとなりました。
参加者からは、「県が主催の研修だから教室形式で机が並んでいると思ったら、椅子だけで円形になっていたのでびっくりした」との声が上がり、早速「他とは違う研修」であることを感じていただけたようです
今回の参加者は、お宿や飲食店、アウトドアガイド、ヨガインストラクターといった職種の方々に加え、ボディマッサージ、自然農業、テレワーカー、ダンサーといったさらに多彩な職種の方々が参加してくれました。これだけ参加者の多様性を持った研修は、なかなかないのではないでしょうか?リトリートの広がりを感じさせ、今後の活動に対する期待感を高めてくれました。
初回の研修では、まず一人ひとりの声に耳を澄ます時間を設けました。参加者それぞれがどんな想いを持ってここに集まったのか、その声を丁寧に聴くことで、互いの理解を深めます。また、自分自身を導くランタンや現在地を知るコンパスとして役立ててもらうために、それぞれが問いを立てる時間もとりました。この時間を通じて、参加者は自分の内面と向き合い、リトリートガイドとしての第一歩を踏み出します。
後半は、リトリートガイドにとって大切なスキルの一つである「聴く力」に焦点を当てました。好奇心を持って人の話を聴くことの楽しさや難しさを実感してもらえたのではないでしょうか。
今回は昨年研修を受けてくれた1期生の皆さんにアシスタントとして参加してもらい、一緒に場を作ることにも挑戦。こうして場を作る仲間が増えていることをとてもとても心強く感じています。
今年度の研修は全5回。研修が進む中で、参加者の表情がどのように変わっていくのかが非常に楽しみです
「雪国リトリートガイド研修」は、ただスキルを身につける場というだけではなく、多彩なバックグラウンドを持つ参加者が集い、共に学び合いながら雪国リトリートを一緒につくる絆が生まれることが大事だと思っています。今後もリトリートの魅力を伝え、さらに多くの方々にやってみたい、行ってみたいと思っていただけるよう、努力していきたいと思います。
これからの研修も、どうぞお楽しみに
最後に、これだけ魅力的な参加者にお声がけくださり当日も一緒に見守りながら場をつくってくれた雪国観光圏の皆さん、地域振興局の皆さん、1期生の皆さん、本当にありがとうございました!これからもどうぞよろしくお願いします